Software Introduction - ソフトウェア紹介
■ POBox インライン版
「POBox」は増井俊之さんが開発された予測変換入力システムです。
予測変換とは、簡単に言うと、入力したローマ字によって、その語が使われている言葉からよく使われる言葉を予測し、候補を出してくれる変換方式です。
例えば「東京都」と入力したい場合、手書き認識システムである「極楽ペン」を使った場合で、「東」「京」「都」と一文字ずつ漢字を描かなければなりません。
また、通常のグラフィティを使うと、「toukyouto」とローマ字数にして9文字入力してから変換しなければなりません。どちらにしても、文字の入力→変換→確定するまでに時間がかかります。
こんな入力の場面で、「POBox」を併用できるようにしておくと、グラフィティで「tou」と入力するだけで「東京都」という候補が出てきて、これをタップすると入力できます。
「おぉ!何で私の考えてる言葉がわかるの〜!賢い!」と感心することしきりです。
ただ、使い始めは候補の中に自分の欲しい言葉がない場合が結構あります。
でも、学習機能があるので、一度表示させた言葉は、次回から先頭の文字を入れるだけで、一番目の候補として出てくるようになります。
そしてもっと自分用に使いやすくするために、単語登録機能を使って、よく使う言葉を登録することができます。
仕事で使う専門用語、人の名字、2語以上の熟語を組み合わせた言葉などは、初めてその言葉を使う時に登録しておきます。すると、次から頭文字のローマ字入れるだけで言葉が出てきます。こうすると、予定表や To Do で仕事の予定を入れる時にサッと入力できるのでとっても便利です。
この場合は「会議資料作成」を「K」のパタンとして登録しました。すると、次回から「K」と入力するだけで「会議資料作成」が第一候補として出てくるのです。
このようにPOBoxは使えば使うほど自分のよく使う言葉をより速く入力できるようになります。
SONY CLIE の場合、固定辞書をメモリースティック上に置くこともできます。(編集者注:Palm m50x シリーズでも同様です。) 「PBInlineDB.pdb」を「/Palm/Programs/POBox/」フォルダにを移動しておけば OK です。これだと大きなサイズの辞書も使えるので、さらに入力が楽になります。ただ、動作が少し遅くなりますが、それほど気になりません。
「POBox」の予測変換システムは携帯電話の DoCoMo SO503i (関連記事 1、関連記事 2、関連記事 3)、au C406S (関連記事)、SONY パーソナルITテレビ「エアボード」 (関連記事)、障害者用日本語予測入力ソフト Pete (関連記事) にも使われており、「どんな人にも便利な入力システム」と言えると思います。
(06/14, mikiko, mikiko at palmstyle.futurebits.net)
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